「伊勢ひかり」は、別名「奇跡の米」「神の米」「天の米」と言われています。それは「伊勢ひかり」の誕生に由来しています。
平成元年、秋のことです。伊勢地方一帯を強い台風が二度も襲いました。神に捧げるお米を作っている伊勢神宮の「御神田」も例外なく被害を受け、収穫間際の稲が全てなぎ倒されてしまいました。
しかし、その中にすくりと立ち、黄金に輝く二株の稲がありました。それは偶然できた新種だったのです。その稲のDNAは過去のどの品種にも該当しないという事で、神業として話題になりました。
伊勢神宮では「神宮御鎮座二千年」の年に、全国各地の神社に種もみの下賜を認めました。 一般的に人気のコシヒカリは稲穂の背が高く、倒伏するのが最大の欠点とされます。
しかし伊勢ひかりは病気に強く、耐久性があり、一穂あたりのモミ数も非常に多く収穫量が得られるのも特徴で、その点も縁起がいいといわれる由縁となっています。
はたき米店 |
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